中古レッツノートSZ5を使っての感想
以前の記事でmacbook proからレッツノートに変更したことを記載しました。
それから毎日仕事や私的で使用してみての感想を、備忘録がてら書いていきたいと思います。
仕事面といっても、勉強したことをワードでまとめたりとか、研究データ入力にエクセルを使用したりといったことがメインです。
(なぜ研究データを取り扱うのに職場のPCを使えるようにしてくれないのかは本当に疑問ですが)
【よかった点】
1. スライドのズレが生じない
学会のデータ、とくにオーラル発表の際にスライドのズレが生じないことです。
(学会に応募するときは基本的にポスターですが)
それから、スライドを作るときに余白やコンテンツの位置の目安に使うグリッド線が、Windows版のほうが細かく表示されることも実は嬉しいところです。Mac版で同じように表示しようとすると、グリッド線を何本も出して手動で設定する必要があります。
2. 本体が軽い
本機の質量は819gと、以前しようしていたmacbook proの重さ1.5kgを遥かに下回っています。ケースを付けたiPadよりも軽いので、初めて持ったときは非常に驚きました。本体に厚みがあるので、「この見た目でこの軽さかよ」とギャップも相まって余計に軽く感じます。
3. 動作の体感差がない
以前、とくにWindows vistaあたりの時期は、圧倒的にmacの動作のほうが機敏であったように感じます。しかし、現在使用しているWindows10の使用感はmacbook proと大差ありません。起動時間も10~13秒程度です。数年単位で使用していると、また変わってくる部分とは思いますが、現時点では体感差はありません。
【微妙な点】
1. マウスがないと使いにくい
すべてのWindowsマシンとmacを比較したときに出てくる項目でしょうか。マウスポインタの速さの調節などができるので、ある程度は使えるようになるのですが、とにかくmacのトラックパッドの完成度は高すぎるのだと思います。
一方で、マウスを使用する機会が増えたので、必然的にパソコンに向かうような前傾姿勢が少なくなり、肩こりは生じにくくなったように思います。
2. スリープモードにうまく移行しないときがある
なぜかスリープモードにいかずに、画面だけがブラックアウトし、強制終了するしか対処できないときがあります。こちらは設定で、時間が来ても画面が消えないように設定することで解消しました。そのぶん、手動でスリープモードにする必要がありますが。
3. 気軽に使おうと思わなくなった
macは前述したようにマウスいらずですので、どこででも使えることがメリットとして挙げられます。しかし、本機はマウスがないと使いづらいという点があるので、例えば「ソファの上でサッと取り出して使う」という行動はかなり減りました。そのぶん、iPadの利用頻度は増えましたが。
ちなみに、「macはretina displayだから目が疲れにくい」と書いてあるブログも散見されますが、私個人の意見を申しますと、アンチグレアの画面のほうが圧倒的に疲れにくいと思います。ですので、今後光沢ディスプレイの商品を買ったとしてもアンチグレア液晶シートなど装着します。
(写真編集など色を見る仕事内容の方々には、macの画面の方が向いていると思います。)
これらのことが、今思いつく2つの機器の差異ですね。今後レッツノートを数年使えばさらに両面を捉えることができ、今後どちらを使用していくか検討できるようになるでしょう。
macから離れたことで、macの便利だったことにも気がつけたので良かったと思います。
今後アップルシリコン搭載になるなど、大きな変化が起こるので、それらをWindowsマシンを使用しながら見届けたいと思います。