オンライン飲み会の感想

緊急事態宣言が延長されました。最前線で新型コロナウイルスの対応をしている医療職、行政関係者、新たなサービス提供を始めた飲食はじめ諸サービス業の方々に感謝します。

 

現在、テレビでは毎日新型コロナウイルスについてのニュースが取り上げられ、時刻が異なるだけで同じ内容が延々と流されているような気がします。インターネットを使い情報収集できる人は新たな(違うジャンルの)情報を得ることもできますが、そうでない方、特に高齢者はテレビを受動的に見るしかなく、テレビの情報に踊らされることが懸念されます。情報過多な時代を生きるためには十分なリテラシーが必要であるといえます。そのためには知らないことは知らないと言えるようになること、自分の詳しい分野でも知らないことはあるということを常に意識しながら謙虚に生きたいものです。物事の解釈を落ちついてするように。

 

さて、ツイッター上で「給料が減った」や「会社が倒産した」という内容のものをみかけます。ツイートの真偽はともかく、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で金銭的、精神的、社会的ダメージを受けた方が大多数いることは間違いないと思います。

 

店での飲食ができないことは私にとっては大きなストレスです。

最近はオンライン飲み会(zoom飲み、スカイプ飲み)が流行っており、私も数人とやってみましたが、何が困るって料理に対する感動が共有できないんですよね。あと、画面が固定されているので常に顔を見なければならない。話の間で周囲を見渡して店内の雰囲気を楽しんだりする私にとっては、オンライン飲み会は少々つまらなかったなというのが感想です。(これも慣れで解消するのでしょうか?)

 

在宅勤務をとっている会社も増えています。社内でグループを作成し、交代勤務を行っている会社もあります。大型ショッピングセンターの専門店街閉鎖に伴い通販利用者が増え、注文してから届くまでに以前のような迅速さは(私の住む地域では)失われています。

 

日々、従来の社会のあり方が変化していることを実感します。人と面と向かいあうのは本当に重要な用事のときだけになるのか?と考えてみたりもします。合理的、効率的で便利な世の中になる一方、人とのつながりは希薄になるかもしれない。

(それを望む人もいるだろうし、望まない人もいるでしょう。極端にそのような世界にはならないと個人的に思っています。)

 

合理化が進んだ社会の中で、私に会いたいと思ってくれる人は一人でもいるだろうか?そう思われるようなモノを私は持っているのだろうか?