(続)次のPCはWindowsかMacか?

 

2011年からmacbook proを使用し、その操作性とiPhoneとのスムーズな連携に感動して現在でも使用しています。(今は2015年に購入した2代目)

 

しかし問題点があります。まず、Windows版Officeソフトとの互換性が絶妙であること。そのため学会発表用のスライドは絶対に訂正が必要という事態になります。次に、OSアップデート毎に、これまた絶妙に統計ソフトの不具合が生じる点。統計にはR(EZR)を使用しているのですが、mac版は直接データをいじれないことやインストールが少々面倒であるなど、どうしてもWindows版と比較して使いづらいのです。やはりフリーソフトは動作含めてWindowsの強みかなと思います。直接コード入力するまではいきません…。となると、業務上の小さな手間を省くためにはWindowsを使用したほうが良いように思います。

 

Windowsマシンは選択肢が多い一方でどれを選べばよいかわからないといった悩みが散見されます。私が気になるのはDELL xps13、HP dragonfly、mouse x4あたりです。特にマウスコンピューターは日本製で電話対応可なので安心という声も多く聞かれます。そして安い。気になって公式サイトを覗いたのですが、mouse x4はずーっと入荷待ち状態なのです。人気なのでしょう。

 

私がPCを買うにあたって検討する点は、①用途は何か、②持ち運ぶのか、③外出先で使用することが多いのか、④重い処理をするのか、⑤日常的に使用するのか、といった点です。

 

私はメール、ブラウジング等一般用途のほか、オフィスソフト、ブラウザ、統計ソフトを同時に立ち上げて処理することもあるので、メモリは大きいほうが安心です。今のmacbook proは8GBなのですが、今後のソフトのアップデートに伴うメモリ消費量など勘案すると、長く使うと思って16GBのほうが良いのかと思うこともあります。東大が公開している脳を再現する画像ソフトなどを使用することもあるので、やはり16GBが理想かなとは思います。どのみち、最低8GBは必要です。

CPUはcore-i5あれば十分です。動画編集などはしないのでi7までは必要ないと自己判断しています。

PCゲームはしないのでグラフィック性能は気にしません。ディスプレイはアンチグレアだと嬉しいですが、グレアタイプでも現在はフィルムを貼ることで対応できますね。

あとは学会にいったときにメモとして使用するくらいでしょうか。(Bluetoothキーボードを買ってメモとして使用できないか検討中)

学会云々いうので持ち運ぶ可能性はありますね。実際は職場のPCも使用できるので、実はそんなに持ち運ばなくてもよかったりします。

 

重さは1.5kgを超えるとズッシリ感が増すので、軽ければ軽いほうが良いでしょう。その点、1.1kg程度のmouse x4や、1kgを切るDELL inspiron 7390、HP dragonflyは有利です。しかし、モバイル性を重視しすぎると代償になるのがバッテリー駆動時間です。軽ければ軽いほど、バッテリー駆動時間は短くなる傾向にあります。

ちなみにメーカー公表値の駆動時間を見るより、バッテリーの容量を調べるほうが良いと思います。

バッテリー駆動時間ではDELL xps13、insiron 7490などDELLのPCは強いです。

 

 

これらのようにPCに求める条件をたくさん考えるわけですが、ちょっとした調べ物はスマホで十分だし、研究が本業ではないので持ち運んで重い処理をするのも本当に時々だろうし、逆に持ち運べるPCを買うと、それに甘えて目的もなく触り続けるのではないかとも思うわけです。

つまり、機械に使われる状態になりそうなんですよね。

今みたいに文章を書くだけなら、スマホのOfficeアプリを使ってBluetoothキーボードを使えば十分にできますし、なんならそのままブログ投稿までできるわけです。

 

必要性をしっかり判断して慎重に選ぶことで物への愛着も湧くし、大切に使えますよね。

物に限らず、情報や食品など様々なものが溢れている現代ですが、自分に必要なものは何か、考え直す良い機会になりますね。

 

私は考えるよりも先に使って、それからを考える機会のほうが多いかもしれませんが。