雑記
ブッダです。
ふと思ったことは、「デジタルVSアナログ」です。
ちょっとググってみたところ、「デジタル派かアナログ派か」についての多くの記事がヒットします。
中でも、手帳をどちらにするかの記事が多い印象です。
わたしは職場では手帳を携帯しています。ちなみに、高橋手帳の小さいサイズのものです。理由は胸ポケットに入るから。
スケジュールやリマインダーなどは全部グーグルカレンダーで管理しています。
最近は書籍や文献もデジタルが主流ですね。ある学校ではタブレット配布で授業するなんてところもあります。最近は高校の授業でもパワポを使用するようです。
そこで気になるのは、
①アナログ教材とデジタル教材での記憶・理解度の差異があるのか
②異なる教材で生徒の学習意欲に変化が出るのか
③パワポなどを使用することにより教員の業務負荷が軽くなるか
パッと思いついたのはこれくらいでしょうか。
①については心理学や教育学分野で多くの研究報告がされていました。いくつか論文を見たところ、記憶・理解度ともにアナログ教材(ノート・紙の教科書など)を使用したグループのほうが良く、更に長期効果もみられたとのことでした。
一方で、②学習意欲はデジタル教材(iPad)を使用したグループで向上したとのことでした。
今ご紹介したのは数年前の論文で、使用されたiPadも現在のようにApple Pencilに対応していないモデルです。つまり、圧倒的にアナログ教材に比べて感覚入力の数が異なります。(見て読むだけと書き込み可の比較となるため)
そのため結果が上記のようになった可能性もあります。
「iPad proに書き込むグループ VS アナログ教材に書き込むグループ」などで比較して短期効果に差があるかなど調べると面白いかもですね。
③については研究結果まで調べていませんが、パワポを作るのに労力がかかるのではないかと思います。
頑張ってアニメーションや図を使用したとしてもかえってわかりづらくなったり、図表が教科書からコピペされたとしても、変に拡大されて字が滲んだり、また縦横比を崩して妙に見えづらくなったり。。。色々心配事が出てきました。
パワポでプレゼンすると、視覚的にわかりやすい反面、見えないものを見ようとしなくなる傾向にあるんですね。
端的に言うと、良い部分だけ見て悪い部分を見ないように。
大きい声では言えませんが、通販のテレビとか、怪しげな〇〇療法の広告とか。
悪いところを基本的に言わないですよね。
Amazonや楽天などの社内会議でも今はプレゼンはせず、抄録などの文書を使用しているようです。
意外とスライドを作るのにも時間がかかりますし、見せ方や話し方にも一工夫いりますからね。
ちなみに論文などの引用はしていません。
数年前に見て、今は論文のファイルを消去しているのでまた探すのが面倒だったからです。
…おや…?大日如来さまのお叱りが聞こえるような…?